ニュージーランド旅行に便利な交通手段!InterCityのバスについて解説 ニュージーランドワーホリ

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大学在学中にワーホリでニュージーランドとカナダに滞在。ニュージーランドで始めたジムが趣味になり、鬼門である一年を突破!このブログでは趣味とか便利だと思ったことなどを読者目線で書いていきたいと思っています。

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ニュージーランドの高速バスであるInterCityをご存じでしょうか?

そう!街中でよく見かける緑と白で装飾されたバスのことです。

せっかくワーホリに来たから最後に旅行したいけど、ペーパードライバーだから運転したくないな~という人や、一緒に旅行行けるような友達もいないし一人で長距離運転するのは怖いな~という人はいませんか?

実は私もそんなうちの一人で、クリスマスホリデーに南島を一周しようと思っているとカフェのオーナーに話したら、InterCityが便利だと教えてくれました。

実際にInterCityを利用し、南島から北島までニュージーランドをほぼ一周してきたので、利用方法について書いていこうと思います。

InterCityとは

InterCityとはニュージーランドで最大のネットワークを持つバス会社です。

日本でいうところの高速バスと考えるといいです。

ニュージーランドのほぼ全域を結んでおり、基本的に毎日運航しています。

画像出典:公式ホームページ

便数は日本と比べると少な目で、ほとんどの場合、朝に一日一本となります。

大体の車両にはUSBポートがあり、充電が可能です。

また、一応Wi-Fiが利用出来ますが、市街地を抜けるとほぼ繋がらないので、使えないと考えた方がいいです。

バスに乗る際は、運転手が確認をとるので、一応予約メール画面を用意して、自分の名前を伝えれば乗車することが出来ます。

稀に前方の席が予約されてる時がありますが、基本は席の指定は無いのでどこでも座れます。

パスについて

InterCityで購入できるパスには、通常のパスの他に、FlexiPass、TravelPass、Day Toursの3種類あり、以下のリンクからオンラインで購入することが出来ます。

New Zealand's #1 National Bus Network | InterCity®
New Zealand's most popular and largest bus network. Bus pass...

ここからそれぞれのパスについて説明していこうと思います。

通常のパス

通常のパスは目的地を選択して、その都度購入する一般的なパスです。

目的地が一つの場合は使いやすいかもしれませんが、他のパスと比べて割高になるので、あまりおすすめは出来ません。

FlexiPass

時間単位で購入することが出来、非常に使い勝手が良く、コスパ的にも優れているので、個人的に一番おすすめです。

時間単位で購入とはどういうことかというと、まず、Flexipassは一番短いもので10時間分から5時間おきに最大で80時間分までのパスがあります。

Intercityのサイトでは目的地までの運行時間があらかじめ決まっており、予約の際に確認することが出来ます。

FlexiPassでは、自身が購入したパスの時間から、予約した分の時間が引かれることで利用が可能になります。

例えば、クライストチャーチからテカポへ行き、さらにクイーンズタウンへ行ってクライストチャーチに戻ってくる日程の場合、クライストチャーチからテカポへは3時間35分、テカポからクイーンズタウンへは3時間50分、クイーンズタウンからクライストチャーチまでは8時間10分となるので、合計で15時間35分となります。

20時間分のパスを購入することでそれぞれのバスをすべて予約することが出来ます。

これらのバスを個別に購入すると、最安で273NZDですが、FlexiPassの20時間は225NZDなので、割安と言えます。

また、時間が増えれば増えるほど安くなり、10時間で140NZDのところが80時間で641NZDになります。

自分が購入した分の時間に収まっていれば、どこにでも行くことが可能なので、行き先も柔軟性が高く、非常に使い勝手がいいです。

仮に時間が足りなくなったとしても途中で追加購入も可能なので、急に行きたい場所が増えた場合でも安心です。

出発の2時間前まで予約の変更・キャンセルが出来、ともに全額返金されます。

これ地味に便利でしたね~。

ちなみに、多少バスの到着が遅くなったからといってその分加算されることはなく、元々の予定時間分だけ減ることになります。

長期休暇や帰国前に一気にニュージーランドを観光する方におすすめです。

また、購入したパスは一年間利用することが可能なので、何回かに分けて全土を訪れてみたい方にもおすすめです。

さらに便利なことに、後述するDay ToursもFlexiPassの時間で予約することが出来ます。

参考までに、私がクライストチャーチからネルソン、グレイマウス、フランツ・ヨーゼフ、クイーンズタウン、ミルフォードサウンドを訪れてクライストチャーチまで帰ってきた際、60時間分のパスを購入しましたが、10時間以上残っていたように記憶しています。

TravelPass

TravelPassは行き先だけが決められたツアーのようなものです。

北島を北から南に横断するものや、南島を一周するものなど、6種類あります。

説明欄に旅行日程最低何日からという記述があるため、各目的地は決まっているものの、その途中でどれくらい滞在するかなどは自由に決められるように思われます。

ただ、私はFlexiPassを利用し、逆向きではあるものの南島を一周するプランと全く同じルートで一周したにもかかわらず安く済んだため、正直何のためにあるのかよく分かりません。

もしかしたらFlexiPassが時間によってどんどん安くなっていく都合上、他のルートではTravelPassを利用した方が安いのかもしれません。

いずれにせよ、大してお得にはならないように思われるので、目的地が自由に選べるFlexiPassの方が便利かと思います。

Day Tours

Day Toursはその名の通り、特定の場所から日帰りで人気の観光地に行くことが出来るパスです。

現在、ミルフォードサウンド、マウントクック、ホビトンムービーセット、ワイトモ&ホビトンムービーセット、ケープレインガの5種類あります。

定期的に内容が変わるようで、かつては北島と南島をつなぐInterislander Ferryが予約でき、私も利用したのですが、今は出来ないようです。

また、ケープレインガも無かったと思います。

個別に予約することも可能ですが、FlexiPassを使って予約することも出来ます。

私はそれを利用してミルフォードサウンドのツアーに参加しました。

改めて他の会社から予約する必要がないので楽です。

まとめ

ニュージーランドを旅行するときは、InterCityのFlexiPassを利用するのが一番おすすめです。

便利さでも、金銭的にもね。

レンタカーや、Transfercarという空港間の車の移動をする代わりに無料で利用できるサービスも検討しましたが、ガソリン代がかかったり(ニュージーランドのガソリンはクソ高いです)、日程が会わせられなかったりと何かと不便だったので、結局InterCityを利用するのが安上がりで楽だと思います。

当時、旅行ギリギリまで何で行くか決めておらず悩んでいたのですが、マネージャーの家で行われたクリスマスパーティーでカフェのオーナーがちょうど教えてくれました。

本当に感謝です。

今回の記事が、私と同様に旅行の足どうしようかな~と悩んでいる人の一助になったら幸いです。

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