トンガリロ・アルパイン・クロッシングについて解説!バス・登り方やホテルなど ニュージーランド旅行

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大学在学中にワーホリでニュージーランドとカナダに滞在。ニュージーランドで始めたジムが趣味になり、鬼門である一年を突破!このブログでは趣味とか便利だと思ったことなどを読者目線で書いていきたいと思っています。

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北島を横断した時にトンガリロ・アルパイン・クロッシングを歩いてきました。

行き方や宿泊場所などを自身の経験から紹介していこうと思います。

トンガリロ・アルパイン・クロッシングについて

トンガリロ・アルパイン・クロッシングは、世界遺産に登録されているトンガリロ国立公園にある全長20キロに及ぶハイキングコースです。

ロード・オブ・ザ・リングに出てくる滅びの山のロケ地となったナウルホエ山とトンガリロ山の間を通るコースとなっており、ニュージーランドで最も素晴らしいハイキングコースのうちの一つとされています。

ハイキングの準備

送迎バスの予約

トンガリロ・アルパイン・クロッシングは20キロもあるため、基本的に往復しません。

そのため、開始地点と終了地点での送迎バスサービスを利用する必要があります。

私はこちらのサービスを利用しました。

Tongariro Crossing Shuttles
Tongariro Alpine Crossing Shuttle Service

お値段は60NZDです。

出発時刻を7:15と8:30から選ぶことが出来、選択肢にあるホステルの前まで迎えに来てくれます。

スタート地点はMangatepopo Rdの方になっています。

帰りのバスは約一時間おきに4本くらいあったと記憶しています。

一応最後の便に間に合わなかったとしても電話すれば来てくれると言っていたと思います。

ニュージーランド環境保全省での予約

ハイキングに先立ってニュージーランド環境保全省のサイトから、登山当日の予約をする必要があります。

確認みたいなものなので、特にお金はかかりません。

予約はこちらから

Tongariro Alpine Crossing booking form
Book Tongariro Alpine Crossing by completing this form.

持ち物

持ち物は、2リットル以上の水、食べ物、携帯電話、上着、帽子、手袋、日焼け止め、日よけ用の帽子、サングラス、ヘッドライト、トイレットペーパー、ハイキングシューズとなっています。

個人的に最低限必要だと思ったのは、水、食べ物、携帯電話、トイレットペーパーです。

水はほとんど飲みませんでしたが、3リットル持っていきました。

一日中歩くことになるので、念のため多めに持っていくのがいいかと思います。

食べ物はプロテインバーを持っていきました。

軽食がいいと思います。

携帯電話は言わずもがな。

というか持っていかない人いないと思いますけどね。

道中トイレがありますが、トイレットペーパーは無いので一応持っていくといいと思います。

当然手を洗うことも出来ないので、必要な人はウェットティッシュも持っていくといいと思います。

私が登ったときは暑すぎず寒すぎずなちょうどいい晴れの日だったので、ずっと半袖で登りました。

山は天気が変わりやすいので上着は必要だと思いますが、夏であればよほど天気が悪くない限り手袋や帽子は無くても大丈夫だと思います。

日焼け止めやサングラスは自分の裁量で。

私は使いませんでした。

靴はNew Balanceの靴で登りました。

ハイキングシューズじゃないからといって登れないわけではないのかと。

滞在先

私はNational Parkに滞在しました。

InterCityのバスも停まるので、自分で運転せずとも行くことが出来ます。

バス会社によってはタウポからの送迎もしていますが、出発時間が早まり、帰宅時間が遅くなるので、ナショナルパークが一番楽だと思います。

トンガリロ・アルパイン・クロッシングへの拠点としてほぼホステルしかありませんが、一つだけスーパーマーケットがあり、そこで水などの調達が出来ます。

ホステル

Howard’s Mountain Lodgeに宿泊しました。

常にサングラスをかけたおじさんが一人で運営しているようで、寡黙なこともあって第一印象は少し怖かったのですが、チェックアウト後にラウンジでバスを待っていた時に話す機会があり、普通にいい人でした。

建物がいくつかに分かれており、それによって部屋も変わるみたいです。

日が変わってから予約したからかおじさんが私の予約を把握しておらず、上の写真奥の別館みたいなところの部屋になったのですが、結構広くて快適でした。

金土日と滞在したのですが、とても人が少なかったです。

基本的に綺麗だったのですが、トイレの石鹸が補充されていなかったことがちょっと残念でした。

それ以外は特に不満もなく。

ラウンジには無料で出来るビリヤードがあり、帰りのバスを待つ間一人でやってました。

見どころ

個人的に歩きながら綺麗だなと思ったところなどを紹介しようと思います。

Mt Ngauruhoe ナウルホエ山

道中ずっと見えるので場所というわけではないんですけど笑。

ハイキングを始めてすぐに見えます。

ザ・山という感じの綺麗な形をしており、頂上には笠雲がかかっていました。

Soda Springs ソーダ・スプリングス

小さな滝、というかちょっとした水の流れといった感じです。

ハイキングコースを若干ずれて5分くらいのところにあります。

そこまで長い寄り道じゃないので寄ってみるのもいいと思います。

Red Crater レッド・クレーター

山頂付近にある赤い色が特徴的なクレーターです。

その様はまるで他の惑星のよう!

この辺りがトンガリロ・アルパイン・クロッシングで一番標高が高いところなので、景色も綺麗です。

Emerald Lakes エメラルド・レイクス

おそらくこのエメラルド・レイクスがトンガリロ・アルパイン・クロッシングで最も有名なスポットではないでしょうか。

エメラルド色の湖が三つ連なっています。

ニュージーランドってなんか綺麗な色の水が多いですよね。

テカポ湖然りフカ滝然り。

この湖は近くまで寄ることが出来、私はすぐそばで昼食をとりました。

問題ないのか分かりませんが、水を触っている人もいました。

一つ注意点として、道がめちゃくちゃ滑ります。

左側に人が歩いているあぜ道みたいなのが見えると思いますが、これがまぁ砂漠のような土になっていてとにかく足を取られます。

気を付けてください。

その他道中

こちらはソーダ・スプリングを過ぎてしばらくするとある看板です。

文字通り岩肌が多く、傾斜も急になり、道が険しくなってきます。

とはいえ、そこまで身構える必要もなく。

確かに階段を上るのが結構疲れますが、道の険しさという点でいえば、フランツ・ジョセフにあるロバート・ポイント・トラックや、クイーンズタウンにあるベン・ロモンド・トラックの終盤の方が危険でしたね。

しばらく階段を上ってから振り返ると、如何に自分が高いところまで登ってきたかが分かります。

山頂付近で一度平坦な道を進むことになります。

そこには植物はほとんどなく、一面の岩肌。

まるで月や火星を探索しているかのような気分を味わうことが出来ます。

こちらはエメラルド・レイクスを越えて山の反対側の景色。

遮るものが無く、遠くまで見渡せるのでめちゃくちゃ綺麗でしたね。

ここまで来ると後は下るだけです。

後半は開けた山道や木々の中をひたすら歩いていくことになります。

正直終盤は少し飽きがきました笑。

それでもたくさんのマヌカを目にしたり、川のせせらぎを聞いたりと自然を満喫することが出来ます。

山頂付近にあった花。

小さな命。

最終的に6時間ほどでゴールしました。

まとめ

個人的におすすめなのは、ナショナルパークを拠点として送迎バスを予約していく方法です。

ニュージーランド環境保全省での予約と持ち物の確認を忘れずに。

ニュージーランド旅行というとクイーンズタウンやテカポなど南島が出てくると思いますが、このトンガリロ・アルパイン・クロッシングもトップレベルに行ってよかったと思っています。

全長20キロ、所要時間約8時間と聞くと気圧されるかもしれませんが、しっかり準備すればそこまで難しいものではないと思います。

せっかくニュージーランドを訪れるのなら世界遺産でのハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事がお役に立ちましたら幸いです。

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