ワーホリを断念して途中帰国する人へ

プロフィール

大学在学中にワーホリでニュージーランドとカナダに滞在。ニュージーランドで始めたジムが趣味になり、鬼門である一年を突破!このブログでは趣味とか便利だと思ったことなどを読者目線で書いていきたいと思っています。

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ワーホリが辛くて途中で帰国することにしたそこのあなた!

よく頑張った!!お疲れ様!!

私もワーホリを経験したことがあるので、その辛さがよく分かります。

仕事が見つからない、人が合わない、そもそも国が合わないとかいろいろありますよね。

まずはここまで耐えたことを素直に自分で褒めましょう。

実をいうと、これは私が言われて嬉しかった言葉でもあるんですよね~。

私は2回ワーホリに行ってまして、1か国目はニュージーランド、2か国目はカナダに行きました。

ニュージーランドでは人にも運にも恵まれて、最後まで無理することなく滞在することが出来ました。

既に海外で生活した経験があるのだからカナダでは楽勝だろうと考えていたのですが、自分が考えていたほど上手くいかず、やむを得ない事情もあって3か月で帰国することに決めました。

改めて海外で生活することの大変さというものを思い知らされた気がします。

いずれにせよ、海外に挑戦しただけで凄いことです。

あなたはよく頑張りましたよ。

悩みへの考え方

ただ、どうしても本当にいいのだろうかとか、何もしてないのにっていう思いは出てしまいますよね。

自分が思いつくような悩みに対して、どう考えればいいかなんかを自身の経験からつらつらと書いていきたいなと思います。

仕事が見つからなかった

ワーホリで一番多い悩みと言えばこれじゃないでしょうか。

運とタイミングです

大事なことなのでもう一度言います。

運とタイミングです。

もちろん全く英語が話せなくてもワーホリ出来ますよ、なんてことを言うつもりはありません。

必要最低限の英語は話せる必要があります。

でも仕事が見つかるかどうかは基本的に運とタイミングです。

どういうことかと言うと、お店が求人してるかどうかです。

いやいやそんなこと当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、これがなかなか厄介です。

日本だと飲食業は常に人手不足ですが、海外では意外にも求人が少ないです。

また、季節によっても求人数が変わります。

私がニュージーランドに行ったのは5月、南半球なので初冬だったのですが、全くと言っていいほど求人がありませんでした。

最初の頃はローカルなお店で働くぞ!と意気込んでレジュメ配りをしていたのですが、全然返信がありませんでした。

これはやばいなと思い、作戦変更してジャパレスへのレジュメ配りを始めました。

街にあるほぼ全てのジャパレスに配り終え、なんとか一店からパートタイムでならとオファーをいただきました。

レジュメ配りを始めてから1か月ほど経っていました。

最終的に50枚くらいはレジュメを配ったかと思います。

しかし、パートタイムだけでは全然シフトに入れず、オーナーもランチタイムの仕事を掛け持ちすることを勧めていたので、7月末頃カフェを中心にレジュメ配りを再開しました。

冬真っ只中でしたが、再開してから3日目、5枚も配らないうちに連絡が返ってきました。

しかも現地のカフェです。

そのまま3日後にトライアルに参加し、翌日から勤務を開始しました。

後から聞いた話によれば、私がレジュメを配りに来る一週間前に一人辞めてしまい、ちょうど人を探していたとのことでした。

完全にタイミングが良かったとしか言いようがありません。

私が働いている間にもネイティブも含めてレジュメを配りに来る人は何人かいましたが、そのうちの誰もうちの店で働くことはありませんでした。

だって人手が足りてるんですもん。

ちなみにカナダでも仕事を見つけるのに苦労しました。

ニュージーランドでの勤務経験があったのですぐに見つかると考えていましたが、そもそも雇ってない店も多く、雇ってるよと言っていた店からも返信はありませんでした。

最終的にタピオカジュースの店から返信はありましたが、諸般の事情で働かずに帰国しました。

では、どのように人手を確保しているのかというと、私が思うにやはりコネというのはあるのだと思います。

実際、私がニュージーランドのカフェで働いていて人手が必要となったとき、もちろんレジュメを配りに来た人も採用していましたが、マネージャーの娘の友達が二人入ってきました。

とはいえワーホリで来る人達にはそのような伝手は基本的には無いですよね。

そう考えるとどうやったって運とタイミングに頼らざるを得ないのです。

世の中には、こうすれば仕事が見つかる!とか、レジュメを配らずにネットでスマートに仕事を見つける!とか発信してる人もいますが、私も含めて全部運とタイミングが良かっただけです。

個人的にはこればっかりはコントロールできないことだと思ってます。

それでお金が足りなくなったのならば、もうしょうがないと考えるしかありません。

実際私の友人も、資金が尽きるギリギリで運よく仕事が見つかり、それが無理なら帰国せざるを得なかったと言っていました。

私も生活費をまかなえる仕事を見つけたのは渡航してから二カ月以上後の話で、コロナ禍で使い道も無かったバイト代が貯まっていたから帰国せずに済んだに過ぎません。

ワーホリで仕事が見つからないのは、あなたに原因があるのではなく、全て運とタイミングという不確定要素に原因があるだけなのです。

海外が合わなかった

これは正直自分自身かなり思ったことです。

普通にニュージーランドにいた時ですら思ってました。

海外ってやっぱりノリがいい人が楽しめるみたいなところは少なからずあるんですよね。

例えば誰とでも仲良くなれる人、英語が上手でなくても積極的に話に行く人とか。

私は結構人見知りする方で人と仲良くなるのに時間がかかるタイプなので、自分より全然英語が話せないけど外国人といつも楽しそうに話してる人なんかがすごく羨ましかったです。

まぁ性格面もそうですけど、他にも食べ物が合わないとか、気候が合わないとかいろいろあると思います。

こんなことで…と考えちゃうかもしれませんが、逆に考えれば自分は海外とは合わない人間なんだと分かったことも一つの学びと考えられるんじゃないでしょうか?

海外ってやっぱりすごく楽しいところ、特別な場所みたいなイメージを持つこともあると思いますが、旅行と生活は全くの別物で、滞在していくとなると想像以上に過酷であることを身をもって体験すると思います。

それは実際に経験してみないと分からないことだし、その上で自分には海外は合ってなかったんだなと気付いたのならそれは学びだと私は思います。

私たちは別にワーホリがダメだったとしても日本に帰国して生活するという選択肢があるので、全然問題ないと思います。

私はこれまで、自国では全然金が稼げないから海外に来た人や、自国で戦争が起こったので避難するために移り住んできた人など、いろいろな人に会ってきました。

海外で暮らしてみたいからという理由で簡単にワーホリ制度を利用し、そこからまた帰国することが出来るというのは凄く恵まれていることなんだな~と思いました。

無理をして自分をすり減らしてまで滞在を続けるよりは、自分に海外は合わなかったという新たな学びとともに帰国するというのも良い手だと思います。

私自身何度も言われてますけど、海外に行っただけで凄いですからね。

英語が難しい

こちらも私自身すごく感じたことです。

日本では英語に触れる機会というのが、リスニング教材や語学学校くらいになってしまいますが、やっぱり現地の人の英語っていうのは凄く速いし、国によって訛りなんかもあって、想像以上に聞き取るのが難しいです。

英語と言うと話すのが難しいというイメージを一番最初に持つ傾向があるかと思いますが、私が海外に行って最初に感じた課題はむしろリスニングでした。

会話するにしても、まず相手が言いたいことが分からなければ返答しようがないですからね。

ニュージーランドに行く前に、日本で一カ月間語学学校に行ったのですが、やはりこういった場では私たちはお客様でしかないんですよね~。

だから先生たちも分かりやすいようゆっくり目に話しますし、何回も聞き返してもちゃんと言い直してくれます。

海外に行くと、今度はこちらが外国人になります。

英語が公用語の国で生活して働こうとするのなら、相手もこちらが英語を話せる人間だとして扱ってくるのです。

たいていの人は第二言語であることを考慮してくれるのですが、人によっては呆れて会話を諦めたり、そもそも別の人に話しかけたりします。

これ地味に辛いですよね。

考え方によっては生の英語に触れられるわけですが、その分難易度が上がるのです。

あとは訛りも凄いです。

カフェの常連客である年配のニュージーランド人がいたのですが、結局最後まで何言ってるのかよく分からなかったですね~笑。

結局一年くらい海外で生活したところで、自分が思っていたほど英語を習得するのはなかなか難しいと思います。

でも別に英語なんて海外に滞在しなければ習得できないものでもないんですよね。

自分で何か英語の動画を見てみるっていうのでもいいし、話したいっていうならオンライン英会話とか、英会話カフェとかいろいろあります。

英語が習得できてないから海外に行った意味が無いかと言えば、そんなことは決してないと思いますね。

代わりに出来ること

ワーホリは諦めちゃったけど、やっぱり海外環境で生活したいとか、英語環境で働きたいとか、海外の人と仲良くなりたいとか、いろいろ思うところはあると思います。

そんな人に代わりと言っては何ですが、そういった環境として、外国人がたくさんいる日本の街に行くというのが一番近いものになるんじゃないかな~と思います。

具体的に言えば、北海道のニセコや長野の白馬といったスキーリゾートです。

私もニュージーランドに行く前にニセコ留学というものに参加し、一カ月間長野の野沢温泉村に滞在していました。

こうしたスキーリゾートは、その上質な雪を求めて海外から多くの人が訪れており、ほとんど外国と大差ないそうです。

まぁ野沢温泉村はまだまだ日本人も多かったですが、それでもお店で働いてる人の中には外国人もそれなりにいました。

ニセコなんかはもうほとんど外国人しかいないと言っても過言ではないようです。

そうした街で働きながら滞在することが出来ます。

実際に野沢温泉村で出会った人の中にも、以前ニセコで働いていた人がいました。

彼も元々ニセコ留学に参加し、ニセコに滞在していたのですが、先生のうちの一人がスノーボードの店を経営していて、そのままそこでそのシーズン働くことになったそうです。

彼とはそのあと同じタイミングでニュージーランドに渡航し、いろいろと助け合う仲になったのですが、それはまた別の話。

彼もニュージーランドで働きながら半年ほど滞在していたのですが、二つ目の仕事先のマネージャーと折が合わず、ちょうどニセコでまた働けることも判明したため、途中で帰国してニセコで働いていました。

海外の中途半端な環境で生活するよりも、日本にあるニセコで生活した方が英語の上達という面で考えてもプラスになると考えての決断だったそうです。

実際それくらいに日本にいながら海外にいるかのような経験が出来るそうです。

ワーホリは途中で断念してしまったけど、どうしても諦めきれないという人にとっては一つの選択肢になるんじゃないでしょうか。

まとめ

ワーホリを途中でやめる人に改めて言いますが、よく頑張りました。お疲れ様です。

この大変さというのは実際に体験しないと分からないことだし、難しい決断だったというのが痛いほど分かります。

だから私自身思うことをつらつらと書いてきました。

ダメだったな、何もしてないな、なんて自分を責める必要はありません。

失敗も全部糧になるとは言いませんが、失敗したら一巻の終わりってわけでもないですからね~。

旅行で海外の楽しいところだけ楽しむってのもアリですし。

辛いのに無理してまで続けることは無いと思います。

なんかそんなにまとまっていませんが、お疲れ様っていう気持ちが伝わっているといいです。

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